巨大月餅が来た

昨日、月餅はヘビーなのにケーキは軽い・・・という話をしていたら、

夕方、チチが手に提げて帰って来たでっかい紙袋の中に

でっかい月餅が入ってました。

しかも二個セット。

会社の人の御子息の、結婚内祝いだそうです。

縁起物なのね。だから、大きい丸いのが二個セット。

ほんとにでっかいんですのよ。直径16cmくらい。普通のケーキサイズですね。

そして、重い!

思わずめったに使わない秤を出してきて載せてしまうくらい重い!

ひとつ500gでした。ふたつで1kg・・・。

真ん中に思いっきり「肉」と書いてあるので、恐る恐る切ってみると、

やはり、というか当然、というか「肉」が入っていました。

パイ皮の中に、肉と餡と微妙に塩辛い餅


台湾人は肉のでんぶのような「肉鬆」が大好き。

ごはんにフリカケのように盛って食べたり、調理パンやお菓子にもよく入ってる!

市場にもスーパーにも巨大な袋やプラ容器に入った肉鬆が売られています。

乾物なのにkg売りしてるんだから、すごい容量です。

しかし、ですね。

いまだかつてこの肉鬆が大好きという日本人にはお目にかかったことがないです。

五香粉ー八角の独特のにおいがするってのもある。

ぱさぱさして口の中がもそもそする、てのもある。

でもでもやはり、あんこと一緒に食べるのが辛いのでは・・・。

台湾人の間では、「日本人は緑豆の月餅が好きよね。」ということになっているらしいけど、

それは特に緑豆が好き、というのではなく、

緑豆の月餅には餡しか入っていないからだと思われます。

だってね。

山椒の効いたウナギの蒲焼があんパンの中に入っているようなものですから。

それぞれは大好きだけど、一緒には食べたくないのが日本人。


というわけで、賞味期限まであと2日のこの巨大月餅、どうやって消費しよう?

ハハもまだまだ台湾人化してないじゃん、と再認識したのでした。