掃除と正忠排骨飯

もう風も通らないのでは?

と思うほど網戸の目がホコリで詰まってきた(涙)ので、掃除を決行。

雑巾両手に拭きだすと、あーっという間に全面真っ黒。

窓も曇りガラス様のため拭いていると、レースのカーテンから降って来るものが・・・

試しにカーテンを振ってみると、出るわ出るわのホコリの乱舞。

カーテンは洗濯機へ直行。ハハは風呂場に直行。

と書くと、掃除サボり過ぎ、とフツーは思うでしょうが、

これでも毎日のように掃除はしているのです!(だいたい転居して二か月も経っていないぞ。)

原因は、「空気が悪すぎる」の一言に尽きる。

マンションの高層でも、一日たつと床も家具もホコリだらけ。

拭くと、真っ黒・・・これきっと排ガスとかの粉塵なんでしょうね。

毎日これを吸ってるのかと思うと憂鬱になりますデス。

台湾の都市ではバイクが多すぎるせいか、どこも大気汚染は深刻な問題。

運転手はみんなマスクをしています。(ハハとコドモも来台初日に購入。)

高雄に来た日本人は、最初は面喰って毎日掃除するものの、そのうち窓を開けなくなるそうな。

エアコンの電気代を考えると頭が痛いけど、確かにこの街では

「部屋に風を通す」事は健康に良くないのでしょうね・・・。


と、掃除洗濯で疲れた頭にピンと来るものが。

「今日ならアレを食べてもバチがあたらないのでは?」


アレとは、台湾名物「排骨飯」。

中文教室の近くに高雄でも有名な排骨(豚リブ)弁当のチェーン店があって、

そこを通るたびその排骨の大きさ(何カロリーあるんだ?)と

価格(この肉の大きさでこの値段、安すぎて逆にちょっと怖い)に

ビビってなかなか買う決心ができなかったけど、今日ならいける!?

赤い巨大看板が目立ちますね〜高雄市民で知らない人はいない、って感じ。

目当ての排骨+10数種類ある副菜から3種類を選択。

おかずの名前がわからないので、「キャベツの」とか「ニラの」とか

(数少ない)知ってる単語を適当に言ってお姉さんに詰めてもらう。

お弁当箱のふたを開けると、

ばーんっっと排骨が。・・・ご飯からはみ出してますね。

これで55元(約160円)ナリ!

台湾人がお弁当を作らない理由がよーくわかる価格と内容であります。

肉は思ったより脂っこくはなく、柔らかくて甘辛醤油風味。

香辛料もきつくないので日本人でも全然OK!

野菜もあっさり塩味でおいしー。実は春雨が一番濃厚で唐辛子が効いてて意外な伏兵、でした。

このボリュームに引いていたのが可笑しいくらい、ぺろっと完食。わはは。

これは家族に勧めることにしよう♪

名物に美味いものアリだな〜。台湾で美味くないもの探すの大変そうだけど。